★ DATE FILE No.182 ★
2017年3月3日(金)~4日(土) 1泊2日
中の湯温泉-焼岳-中の湯温泉

■コースタイム■
3月3日(金) 晴 所要時間1時間05分
中の湯温泉13:28《0.14》登山口13:42《0.24》急登の途中まで14:06《0.13》登山口14:19《0.14》中の湯温泉14:33
3月4日(土) 晴 所要時間4時間01分
中の湯温泉8:05《0.13》焼岳登山口8:18《1:19》1972P鞍部9:37《0.43》広場10:10《0.29》撤退地点(下堀沢出会付近)10:39/10:48《0.16》広場11:04/11:33《1.11》焼岳登山口12:44/13:00《0.06》中の湯13:06
■地 図■
■往路交通■
池上6:01(東急池上線)五反田6:21/6:30(JR山手線)新宿6:45/7:05(アルピコバス)松本10:23/11:05(南越後観光バス)中の湯12:20
■復路交通■
中の湯14:00(アルピコバス)松本15:15/15:47(Sあずさ26号)新宿18:34/18:40(JR山手線)五反田18:54/18:59(東急池上線)19:18
■ 費 用 ■
往路電車370円、高速バス3,500円、路線バス4,220円往復、電車7,100円、宿代12,800円 【合計 27,990円】
★ 山行記 ★
新宿バスタより高速バスで松本へ。松本で飛騨高山行きの路線バスに乗り換えて、上高地への入口となる釜トンネル前の中の湯バス停下車。送迎車に来てもらい、中の湯温泉旅館に到着。前泊します。
中の湯から見る明神岳。下の写真は霞沢岳。上空は風が強そうだけど、山麓は穏やかです。チェックインを済ませ、登山口へ偵察に出かけました。翌日ぶっつけ本番で、登山口が分からず、ウロウロなんてよくあるからねぇ~
やはり平日、金曜日という事もあり、人の入った形跡無し。スノーシューを装着し、中の湯の脇から斜面を登り、登山口までトレースを付けて行きます。登山口からもトレース無しなので、少し先まで行ってみます。しばらく巻きながら進み、鞍部に到着。この先から急登の始まり。登ってみますがキツイです。大きな立木のある所までで一区切りし終了。帰りはシリセードでズリ~っとな。
登山口まで戻り、中の湯に向け下り始めると何となく足の感覚がおかしい。ふと足元を見るとスノーシューが片足抜けて無いのです。スノーシューを探しながら登山口まで登り返すも発見できず。雪融け後に遺体で発見だなと、トボトボ中の湯に帰還。宿の人に話すと、「でも、あの急登はアイゼンの方が登り易いですよ」って、そりゃそうだけど、その先、どうするのってコトですよ。
仕方がないので温泉に入ります。いい湯です。露天風呂にも入りました。露天風呂には鳥の餌台があり、スズメの様な小さな小鳥が引っ切り無しに餌をついばみに来るの見ながらノンビリ。
安価な一人旅プランですが、メインの鴨鍋の他、美味しく頂きました。おかずの量も酒のつまみには十分で、最後にお新香としじみの味噌汁でご飯を食べて、ご馳走様でした。
当日の朝
モルゲンロートとはいきませんでしたが、柔らかな夜明けです。
朝ご飯を食べて、比較的ノンビリ目に出発予定。本日は土曜日なので外部から焼岳に登りに来る人もいるだろうと、トレース泥棒を期待して。
宿泊者のほとんどが上高地スノーシュー組なのですが、出発準備に外に出ると宿泊者の中に焼岳組がおりました。ガイドさんに引率され、10名ほどの登山者が先行して出発。自分もアイゼンを装着し準備を整え出発。昨日付けたトレースーを先行グループが忠実に辿っておりました。
登山口に到着。昨日のコースを歩いて、急登の手前の鞍部でガイド組を追い抜き。
確かにアイゼンの方が断然登り易い急登。まだ雪も締まってるしねぇ~
振り返るとガイド組の豆粒が見えた。
昨日の偵察終了地点より先には、新たなトレースが付けられていました。良かったぁ~ 長い樹林帯の登りとなり、途中で山スキーの二人組に追いつく。
ようやく広場に到着。
焼岳を捉えるが、まだ遠い。
先行トレースを付けてくれていた人に追いつく。中の湯の宿泊者で、隣の席でご飯を食べていたご夫婦でした。助かりました。ありがとうございましたぁ~
広場から先は展望がパッと開けて、気分上々。
ここから先は、樹林帯で会った山スキー組が先行。水を得た魚のように速い。
ルートは南峰尾根に沿うような感じで登って行き、徐々に山の見え方も変わってくる。
下堀沢出会い付近。順調に登れば、あと1時間半位で予定通りの12時登頂か?南峰と北峰の鞍部付近を仰ぎ見るが先行者の姿もトレースも無し。行けるかなぁ~??
同泊していたご夫婦は行ってみると言って、先に進みました。後追いしても、たぶんすぐに追いついてしまうしなぁ~ ノンビリ写真も撮りたいしなぁ~ 帰りの行程も長いしなぁ~ ここまでイイか・・・
という事で、ノンビリ写真を撮りながら下山体制。
上高地、河童橋付近を見下ろす。頂上から見たかったんだけどねぇ~
霞沢岳
焼岳
奥穂高岳~吊り尾根~前穂高岳~明神岳
乗鞍岳
広場まで下りて来ると、ガイド組が出発して行きました。
コース取りを見ていると南峰尾根沿いではなく、下堀沢から登るようです。
取り敢えず、ノンビリ休憩。
くろすけ&はなちゃんの分身もご満悦。
下山路では、アイゼンは雪の高下駄になるし、雪も緩みだして股下の踏み抜きの連続。
でも、登山口まで無事下山・・・おやぁ~
昨日遭難したスノーシューの片割れ発見!誰かが見つけてくれたんだねぇ~
スノーシューを回収して、中の湯温泉に無事帰還。
バス停まで送ってもらいました。
この記事へのコメント
摩利紫天@analog-ya
途中で撤退も気分の問題だから無理して行かなくったって良いんですよ、はなちゃん( ^ω^)
ワンゲルで自分の気分をはかりそこねて死にかけたおっさんの話を聞いた事があるんで、本当にそう思いますよ
あの河童橋で見上げた山から見下してるのかと思うとなんか不思議な感じです
集中猫(はな)
そうでしょ~ ピークハントだけが山の楽しみじゃないですからねぇ~
でもねぇ~
コマダム
トレースが付けられているとその道が正しいということなんですか?
目印のない世界ですからね。
スノーシューを発見してくれた人は、辺りを見回したんじゃないかな?
行倒れている人がいないかと、ドキドキしながら
次は春山?
集中猫(はな)
正しいとは限りません。そのあたりは、適当に自己判断ってとこですかねぇ~